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:NO.56『さまよう刃』
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さまよう刃 (角川文庫 ひ 16-6) (文庫)
東野 圭吾 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043718063/cg0853-22/ref=nosim/
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[ 8点 ] ※10点満点中
帯には、
正義とは何か。
犯罪被害者の叫びを聞け。
遺族による復讐をを描いた社会派サスペンス。
と書かれていました。
本の中で、この事件の暴露記事を書いた週刊誌に抗議する弁護士と週刊誌の責任者が討論するTV番組のシーンがあり、その番組を見た被害者の感想に考えさせられた。
「一言でいうと不毛です」長峰は口元を曲げて笑った。「ああいうのにもやっぱりシナリオがあるんでしょうね。正論というか、当たり障りのない意見を双方が述べただけです。週刊誌側は、プライバシーを無視してまで報道して、社会的にどんな効果があるかという疑問に答えられないし、少年法の擁護派は、すべての犯罪少年を更生させられるわけではないという現実的問題から目をそらしている」
被害者にとっては、正論を言われれば言われるほど、それこそ刃で切り裂かれるような思いに苛まれるのだろう。
何が正義? 何が被害者救済? 少年法とは?
考えるきっかけになった本書に感謝。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/05/24
- メディア: 文庫
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