:NO.45 『YS-11、走る!―たった1人で世界と闘う技術者魂』
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YS-11、走る!―たった1人で世界と闘う技術者魂 (単行本)
白井 健次 (著), 岩崎 寿次 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198624771/cg0853-22/ref=nosim/
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[ 7点 ] ※10点満点中
YS-11は、日本航空機製造が製造した双発ターボプロップエンジン方式の旅客機。第二次世界大戦後に初めて日本のメーカーが開発した旅客機である。正式な読み方は「ワイエスいちいち」だが、一般には「ワイエスじゅういち」、または「ワイエスイレブン」と呼ばれることが多い。
というように、YS-11は国産飛行機の型名。飛行機の本でも読もうと思って買ったんですが、実はこの本、自転車の本でした。
YS-11の改良に携わった人が自ら起業して同名の自転車を作りましたというお話。
内容も面白かったけど、あとがきに書かれていたアメリカの詩人サムエル・ウルマンの詩が印象に残った。
『青春とは、人生のある期間ではなく心の持ち方をいう。
バラの面差し、くれないの唇、しなやかな手足ではなく
たくましい意志、ゆたかな想像力、もえる情熱をさす。
青春とは、人生の深い泉の清新さをいう。
青春とは、臆病さを退ける勇気、
やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うときはじめて老いる。』
<後略>
(宇野収、作山宗久訳 三笠書房刊)
素敵なコトバです。
◆YS-11 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/YS-11
◆(有)バイク技術研究所
http://bikes.health-life.net/index.html
- 作者: 白井健次,岩崎寿次
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 単行本
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