:NO.7『情報革命バブルの崩壊』
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情報革命バブルの崩壊 (文春新書) (新書)
山本 一郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166606670/cg0853-22/ref=nosim/
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[ 6点 ] ※10点満点中
第四章のソフトバンクモバイル(SBM)で考える時価総額経営の終焉ー崖っぷちの天才・孫正義氏による「価格破壊」が楽しめた。自分的にホットな"コベナンツ条項"や、"コミットメントライン"等の流行キーワードが出てきて面白い。
うーん、強い財務って重要なんだって思ったけど、"時価総額経営"は極端なまでのハイリスクハイリターン戦略でもある。ソフトバンクは常に崖っぷちに立たされている状態であり、今後の動向に目が離せない。
本書には出てきてないけど、その財務面の強さの秘密は、野村證券からスカウトした現SBIホールディングス株式会社代表取締役執行役員CEOの北尾さんの影響も大きいのかなぁ。
ソフトバンクは、最近のニュースでも、これまで敵だったNTTと手を組む奇襲を敢行中。これからもいろいろとやってくれそうです。
◆官と民を震撼させた“転向劇”の内幕 NTTと手を組むソフトバンクの狙い
http://diamond.jp/series/it_biz_dw/10022/
- 作者: 山本一郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/11/20
- メディア: 新書
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