:NO.11『ソニーをダメにした「普通」という病』
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ソニーをダメにした「普通」という病(横田 宏信)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777108635/cg0853-22/ref=nosim/
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日本企業でよく聞かれる言葉Best3
①:会社のため
②:そんなの聞いてない
③:我が社流
②の「そんなの聞いてない」は「個人の主張」というまともなレベルのものでなく、ただ自分がないがしろにされているとダダをこねているとバッサリ切り捨て。うぅーん、確かに。
同様に、「それくらい察知しておけよー(空気嫁)」という言葉にも当てはまると思うんだけど、仕事上のコミュニケーションにおける両者の違いは前者が情報の受け手が強者であり、後者が情報の発信者がそうである点なだけである。つまるところ、生産性の向上を目指している気持ちが両者それぞれにあるのかないのかに尽きるのかも。そりゃあ、事前に話しておけばスムーズにいくだろうし、常に情報をキャッチしようとアンテナを張っておけばと生産性は上がるに決まってる。そう考えると、「そんなの聞いてない」も「それくらい察知しておけよー(空気嫁)」も発した時点でそれぞれ本人は生産性向上にベストを尽くしてないってことになるのかなぁ。あぁ、独り言・・・。
あと、この本読んで「そっか。」って思ったところ。
「社長さんはなぜ社有車で出勤するのか?」
偉いからじゃなくて、「考えるための時間」を有効に使うためだって。社長というのは考えて考えて考え抜く立場の人間であり、考えるのが仕事。よって、社有車の中でも常に考え続けるために、そうしてるんだって。そっか。
著者曰く、損益悪化につき、社有車を廃止し電車通勤を実施して経費削減するってのは本末転倒であり、そんな時こそ時間作って「考えろ」と。そっか。
- 作者: 横田宏信
- 出版社/メーカー: ゴマブックス
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 単行本
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