:NO.10『「残業ゼロ」の仕事力』

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「残業ゼロ」の仕事力(吉越 浩一郎)
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価値観の問題でしょうか?
自分の常識、世界の非常識?
そもそも残業は「悪」だという認識がないといけないようで。
確かに。
仕事にデッドラインを引いて、自分を追い込むそうで。
確かに。
生産性を上げ、仕事の効率を上げ・・・。

ちなみに著者が社長をしていた下着メーカーのトリンプでは、残業のペナルティとして、「反省会」に加えて「罰金」制度を実施しているそうです。残業の事前申請していようがいまいが、一人一回の残業につき部署のボーナス原資が2万円減額されるというキツイ"連帯責任"。連帯責任というのがポイントで、個人責任なら自分が罰金払うだけで済むんだったら、デッドラインに間に合わせるために残業しようと考えますが、連帯責任となると被害が同僚にまで広がることになりますので、何とか時間内に仕事を終わらせようという気持ちになり、効果絶大だったみたい。実際、この会社は19期連続の増収増益で残業ゼロだそうで。


出勤中の電車の中でこの本を読み終えた後、会社に着いたら
机に突っ伏した徹夜明けの後輩がいたのを見るとなんだかとても悲しいです(涙)

「残業ゼロ」の仕事力

「残業ゼロ」の仕事力