:NO.74『座右のニーチェ』
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座右のニーチェ (光文社新書 353) (新書)
齋藤孝 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433403456X/cg0853-22/ref=nosim/
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[ 7点 ] ※10点満点中
『声に出して読みたい日本語』で一躍有名になられた教育学者、齋藤孝先生の新書です。
肉体性をもって読む。それが本書のミッションだ。
とあるようにアツイ、熱い。
分かった気になることが一番いけないことだと思うので、何度も読み返して自分の血肉になるようにしたいなと思う1冊でした。
以下は、「神は死んだ」で有名な『ツァラトゥストラ』からの抜粋。
[memo : 心に響いたコトバ]
瞬間を生きよ
この一瞬を見よ。・・・・・・
この瞬間という門から、
一つの永い永劫の道がうしろに向かって走っている。
すなわち、われわれのうしろには一つの永劫があるのだ。読書する怠け者
いっさいの書かれたもののうち、わたしはただ、
血をもって書かれたもののみを愛する。・・・・・・
血と寸鉄の言で書く者は、読まれることを欲しない。
そらんじられることを欲する。評価というクリエイティブ
評価は創造である。
君たち、創造する者よ、聞け。
評価そのものが、評価を受ける
いっさいの事物の要であり、精髄である。自分が回りたいから回るのだ
君は一つの新しい力であるか。
新しい権利であるか。始原の運動であるか。
自分の力で回る車輪であるか。
君は星たちにも支配の力をおよぼして
君の周囲を回らせることができるか。学べ-----哄笑することを
一度も舞踏しなかった日は、
失われた日と思うがよい。
そして一つの哄笑をも引き起こさなかったような真理は、
すべて贋ものと呼ばれるがいい。
「ニーチェは私の生涯の友である。それも半端なつき合いではない。」
というだけあって、ホントにアツイ、熱い。
私も日々の心のすす払いが少しはできたかと思います、はい。
◆フリードリヒ・ニーチェ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7
◆齋藤孝 (教育学者) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BD%8B%E8%97%A4%E5%AD%9D_%28%E6%95%99%E8%82%B2%E5%AD%A6%E8%80%85%29
- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/06/17
- メディア: 新書
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