:NO.84『カリスマ塾長直伝 中学受験に大成功する「家庭の戦略」』

hiroki-u2008-08-07

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カリスマ塾長直伝 中学受験に大成功する「家庭の戦略」
(講談社+α新書 406-1C) (新書)
須野田 誠 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062725096/cg0853-22/ref=nosim/
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[ 3点 ] ※10点満点中
著者は、早稲田アカデミー創立者
あまりにも自分との考え方にギャップがあって、ホントついていけない。

子どもを偏差値の高い中学校、高校に入れて、東大・早慶を目指し、一流の会社へ就職するというレールに乗せるための指南書。

禁欲だ−!なによりもまず勉強第一。
夏休みが天王山だぞー。ここで遊ぶか、勉強するかで人生が変わるぞ−。
ハチマキして学習塾の机に座る少年少女が目に浮かぶ・・・。(古い?)

勉強の前提として、「大学に入ることがゴール」だと叩きこまれ、大学に入ればバラ色のモラトリアムが君には待っている。だから、今はモーレツに頑張れ!的精神論。

そんなんじゃ、あまりにもカナシイ。人生はもっと長いのに。

てなことを言うと、「そんな甘っちょろいこと言ってると合格出来ないぞっ!」を叱責されそうです・・・、ハイ。

でも、共感できる部分も少しは・・・、

親の職業観が子の一生を左右する
どんな職業であれ「お父さんのような仕事がしたい」と思える子は、父親を尊敬し、素直でかつ幸せに育っているといっていいでしょう。父親が自らの仕事を否定的に語れば子どもの心に疑念が生じ、混乱を与えるのは当然です。

そういえば、小学校に上がる少し前の5・6歳の頃に、父親の職場に連れて行ってもらったことを思い出した。すごいっ、こんなところで働いてるんだーと驚きながら、父を見上げてたっけな〜。そんな素敵な職場が無くなるのは寂しいので、橋下知事には是非、伊丹空港存続をお願いしたい(笑)

カリスマ塾長直伝 中学受験に大成功する「家庭の戦略」 (講談社+α新書)

カリスマ塾長直伝 中学受験に大成功する「家庭の戦略」 (講談社+α新書)