:NO.47『熱球』

hiroki-u2009-04-27

***********************************************************************
熱球 (新潮文庫) (文庫)
重松 清 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101349215/cg0853-22/ref=nosim/
***********************************************************************

[ 7点 ] ※10点満点中

家族愛。考えさせてくれるなぁ。
この前読んだ「流星ワゴン」といい、家族愛についていつも考えさせられる。

でもって、個人的に舞台設定が良かった。主人公38歳。その娘が小学5年生。そして、父親は定年退職した60歳過ぎ。おぉ〜、ちょうど7年後の自分と重なる。重ならないのは一人っ子ってところか。

帰郷、両親との同居、仕事、転職・・・。人生において何を優先していくか。どう折り合いをつけていくか。そして、どうケジメをつけるか。

結論、一人っ子じゃなくて三人兄弟で良かった、良かった、でいいのか?
とりあえず、今のところは(笑)
ん、これを問題の先送りというのか・・・!?

「逃げてもいいんだよ。」
そのコトバに救われる?
ん、そのコトバに甘えてる!?

家族愛。考えさせてくれるなぁ。

熱球 (新潮文庫)

熱球 (新潮文庫)