:NO.89『重力ピエロ』
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重力ピエロ (新潮文庫) (文庫)
伊坂 幸太郎 (著)
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[ 8点 ] ※10点満点中
映画化もされてるみたいで読んでみました。
最初に思ったのは、やっぱり舞台は東北・仙台なんだってこと。で、それが今回はいい感じ。なんとなく舞台は伊坂ワールドで非日常。でも、伝えたいことは"家族の絆"っていうホントは日常の中にあるもの。それがぐちゃっと程よく混ざっちゃってる感じがいい感じ。
それから、頭に残るワンフレーズがいっぱいあるねー。
「春が二階から落ちてきた。」
「俺たちは最強の家族だ。」
そうそう、それから、黒澤さん。こんなところにもまた出てるね。いい味出してるし。この人ってもしかして作者の分身的なキャラクターだったりしてね。
映画版では、お父さん演じるのが小日向文世ってのが最高、最強でしょ。うん、いい感じだよ。
◇映画『重力ピエロ』オフィシャルサイト
http://jyuryoku-p.com/main.html
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/06/28
- メディア: 文庫
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