:NO.99『仕事するのにオフィスはいらない』

hiroki-u2009-09-01

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仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書) (新書)
佐々木俊尚 (著)
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[ 7点 ] ※10点満点中

劇団ひとりもビックリのITボーイの佐々木さん。彼の本は非常に読みやすいので、つい読了。

内容は、そのまんまで『仕事するのにオフィスはいらない』よー、って話で、大きく2つのパートに分かれる。
1つは、具体的にオフィスを持たない働き方をするためのツールの紹介と自己コントロールの方法について。もう1つは、これからの21世紀は固定したオフィスを持たないノマド(遊牧民)的な働き方が広まり、今後ますます一般的なものとなるよー、というノマドワーキングのすすめ論。

気になったポイントは自己コントロールの中でも特に"アテンションコントロール"の部分。

■取得・整理   直感的・単純・ゆったりとした姿勢でもできる=リラックス
■掘り下げ・連携 論理的・複雑・高い集中力が必要      =アテンション

取得(Acquisition)、整理(Classify)、掘り下げ(Dig)、連携(Collaborate)ということでAC/DCプロセスと呼ぶみたい。電流みたいです。
ここで言っているのは、アテンションのコントロールを自分で上手くしましょうってこと。ACばっかりだと、例えばRSSリーダーをダラ見してるだけで終わってしまいます。かといって、DCばっかりでウンウンと頭で考えてばかりだと疲れてしまいます。そのため、うまくメリハリをつけてAC/DCをコントロールしましょうってこと。
言われてみれば当たり前なんだけど、自分がやってる仕事を事前にAC/DCに色分けして、時間配分すれば仕事の生産性が上がるかも!?

ノマドワーキングに憧れる今日この頃。まずは手始めにスマートフォンでも購入しようかなー、なんて。

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)