:NO.98『外食・非常識経営論』
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外食・非常識経営論―今の売上で、2倍の利益を上げる方法 (単行本)
大林 豁史 (著)
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[ 6点 ] ※10点満点中
外食産業ってこれからどうなんだろ。ちょっと気になって読んでみました。
著者は、日本レストランシステム(株)の会長。1973年、29歳で起業。2004年に東証一部に上場。創業以来、33年間連続して、増益を達成。って、こういう企業は外食産業の例外なんじゃない??外食産業の7・8割は赤字だって言うし・・・。
で、内容はと言うと非常識経営論とタイトルにあるものの、いたってまじめな儲けのカラクリ書。安定的に利益を出るようするための仕組み作りの手法といったところか。でも、こういうのってしわ寄せが人件費に向わないのか気になる。
アルバイトの昇級制度
メジャー 1,200円以上
キャプテン 1,100円以上
ゴールドスター 1,060円〜1,070円以上
シルバースター 1,030円〜1,040円以上
ブロンズスター 1,000円〜1,010円以上
ルーキー 990円
ここでいうメジャーっていうのは、
・店長業務がひと通りできる
・店長不在時には責任者として行動がとれる
・複雑な管理業務(金銭管理、人事管理、食材管理など)ができる
世間相場を知らないけど、ここまで仕事が出来て1,200円で働いてもらえるなら安いくらいじゃないだろうか、どうなんだろ。ということは、時給じゃない何か(やりがいとか、職場環境とか)が絶対そこにあるはず。そこの秘密をもっと知りたかったなぁ〜。
外食産業全般の動向について知りたかったんだけど、なんかオススメがあれば教えてください。(統計とかどっかに載ってないかな・・・。ありそうでないんだよね。)
- 作者: 大林豁史
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/12/07
- メディア: 単行本
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