:NO.46『ウェブで学ぶ』

hiroki-u2010-09-15

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ウェブで学ぶ
――オープンエデュケーションと知の革命 (ちくま新書)
梅田望夫 (著), 飯吉透 (著)
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[ 8点 ] ※10点満点中

読了。真っ先に思ったのは、『6歳の我が娘は、格差超越装置としてのオープンエデュケーションをフル活用した新興国、途上国の多くの同年代がライバルになって、ほんっとにタイヘンだろうなー。知と情報のゲームにおいて、どうサバイバルしていくのかなー、というのがまず。』自分事ではなく、寧ろこれからの世代はグローバルベースで知的に真剣勝負していかなきゃならないんだなって。あれ?年取ったか?

そして、やっぱ、アメリカは懐が広いなぁ。フロンティア精神ってだけで片付けられないものがそこにはあるね〜、とは思うが、カリフォルニアのように結構足元はグラグラだったりして・・・。

2009年の秋に、カリフォルニア州の高校にデジタル教科書がはじめて導入されることになりましたね。今のところ高校の数学と科学だけですが、無償です。
(中略)
さらに大変なことに、カリフォルニアというのは、アメリカ全50州の中でも、教育レベルが最も低い州の一つなのです。このような状況の中で、いわば「背水の陣」で始められたのが、このプロジェクトです。

カリフォルニアって有名大学が結構あるんで教育水準は高いんだとばっかり思ってたけど、それは高等教育の話であって、初等・中等教育に関してはここまでヒドイ状況だったのね、全米最低レベルとは。大学生はアジア圏の留学生で学力が保たれているのか?
それから、聞くところによると公立小学校では小5になってはじめて、九九を教えるみたいで、算数はかなり進度が遅いみたいです。

あ、言い忘れてましたが、11月にLAのほうへ飛び立ちます。それに向けてただ今、川崎にて研修中。その名も『グローバル基礎講座』。異文化コミュニケーションや海外でのマネジメントスキルの基礎を勉強中。

日本に居てはなかなか感じることが難しい様々な事を少しでも見聞きし、自分も大きくなりたいです。

ウェブで学ぶ ――オープンエデュケーションと知の革命 (ちくま新書)

ウェブで学ぶ ――オープンエデュケーションと知の革命 (ちくま新書)