:NO.79『全脳思考』

hiroki-u2009-06-30

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全脳思考 (単行本)
神田 昌典 (著)
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[ 7点 ] ※10点満点中

結局のところ、全脳思考って、ベースはマインドマップなんだろか?
CPSの『AHA!体験』みたいなのは、ビジュアルで考えて深層心理として、すでに持っている答えを浮かび上がらせるツールってことなんだろか?

こういうビジュアル思考って、抽象的な問題をとにかく紙の上に書き出すことによって、脳を活性化させて答えを導き出す。なんか一度やり出すと熱中して意外と楽しくなる、"作業興奮"状態に近いような気がする。120%Happyになる状態をイメージしてみるとワクワクするよね。

総花的にいろいろと思考ツールが出てくるので、興味を持ったものについてもう少し突っ込んで書かれた本を読んでいけば、なおよろしということかな?

第1章で、今は知的蟹工船の時代だーーーとか、情報社会から知識社会への移行期の危機感だーーー、ということがビシビシと伝わってきて、ドカーーンと風呂敷を広げて期待を膨らましたが故になのか、ちょっとモヤモヤっと読了してしまった。

これも全脳思考で考えろってことかな?

いろいろ頭を使わなあかんなと思った。

全脳思考

全脳思考