:NO.110『相手のシッポを踏まない職場の掟』

hiroki-u2009-10-03

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相手のシッポを踏まない職場の掟
―動物タイプを見抜けば、人間関係はぐんとラクになる! (単行本)
前田 明 (著)
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[ 6点 ] ※10点満点中

パラパラ、ざくっと読了。

職場の人々を、イヌ・ネコ・タヌキ・キツネに4分類してスムーズにコミュニケーションを取りましょうという、ネタ本?

イヌ :価値観系組織志向
    ◆仕事の大義が大切
     ◇人の役に立つことが喜び
     ◇人の評価が気になり、感謝されるとメチャメチャ幸せ
ネコ :価値観系個人志向
    ◆自分の価値尺度が大切
     ◇自尊心が強く、我が道を行く
     ◇ものごとの"ストライクゾーン"が狭く、よし悪しがハッキリ
タヌキ:超価値観系組織志向
    ◆自分の存在感が大切
     ◇親分肌で、仲間に頼られると幸せ
     ◇現実主義で、臨機応変な現場対応が得意
キツネ:超価値観系個人志向
    ◆自分の美意識が大切
     ◇社交的に見えても、人とは一定の距離
     ◇自分の美意識に照らして自分を評価し、人の評価を気にしない

職場を動物園に例えて、4つにパターン分けしましょう。そうすれば、苦手だと思ってた人もあら不思議、親しみが持ててくるよ、だって。

ここで大事なのは、まさに以下の1点。
少なくとも、いい人 or 悪い人、好き or 嫌いといった単純2分類をしないようにして、もう少し相手の本質を見ようと努力する上で4パターンの分類を参考にする。そして、なにより4パターンに分類することが大事ではなく、そういう思考法で『相手の立場に立って考える』のが大事だということ。

でも、どうしても4パターンというと、イヌ=A型、ネコ=B型、タヌキ=B型、キツネ=AB型の血液型占いとしか思えないよなぁ〜。