：NO.128『日銀―円の王権』

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日銀―円の王権 (単行本)
吉田 祐二 (著)
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[ ８点 ] ※10点満点中

本屋でこの重厚感のある装丁に目を奪われ、いわゆるジャケ買い。読了。

期待せずに読み始めたけど、思いのほか面白かった。事実かフィクションなのかよく分からないが、物的証拠・状況証拠から仮説を展開していくストーリーテラーっぷりが素敵。

もしかしたらドンデモ本かもしれないが、幕末から現代までの日本金融史はこうして創られたという１つの仮説としては非常に面白いです。
(アマゾン見たらレビューがオール５つ星。良いと悪いに極端にぶれるかなぁと思ってたんだけど、ちょっと意外。)

日銀―円の王権